「ボケフォト」の表現は様々ありますが、中でも花の接写はダントツの人気です。ですので、今回からは接写の基本的な撮影方法について解説していきたいと思います。その1回目として「アングル」について解説します。
なぜ1回目でアングルの話をするのかというと、カメラ初心者の方が花の写真を撮る時に、最初に抱く疑問が「どのように撮影したら奇麗なボケのある写真がとれるのか」という事ではないかと思うからです。その第一歩として少しの変化で大きな変化が得られるのがこのアングルの視点変更によるものだからです。
では、「アングル」とはどのようなものかというと、花をどのような角度から撮影するのか?ということです。その角度には3種類あり、ハイアングル、水平アングル、ローアングルがあります。
1. ハイアングル
この角度は花を上から見る角度で、背景が地面になります。初心者の撮影アングルは主にこの角度が多いと思います。この角度からの撮影の特徴は、背が低い花の場合、奇麗なボケが作りにくい、という事です。
2. ローアングル
この角度は花を下から見る角度で、背景が空になります。この角度からの撮影の特徴は、広角レンズ使用の事が多く、広がりや開放感の演出に向いていると思いますが、難易度は高いように思います。
3. 水平アングル
この角度は花と同じ高さで見る角度で、背景に多様性があり花撮の基本アングルになります。また高さを調整することで様々なボケを生み出す事ができるようになります。
まとめ
花の撮影においては、「どう撮りたいのかを考えながら最適な撮影アングルやポジションを探し出す事」につきると思います。しかしながら、初心者にとって最初の時点で写真に大きな変化をもたらすことができるのは「アングルの変化」だと思います。これらのアングルを撮り比べて写真の変化を大いに楽しんで頂けたらと思います。
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